藤沢遼-プロフィール
神戸市在住の音楽家・シンガーソングライター。
ヴォーカルとピアノを軸に、ジャンルにとらわれない音楽表現を追求しながら、映像やWeb制作、IT講師としても幅広く創作活動を展開している。
幼少期にレイチャールズの音楽と出会い、母に連れられて観た来日公演が、音楽との深い結びつきの始まりだった。中学生の頃にはライブにも足を運び、音楽が「生きる力」になる感覚を知る。
1995年、阪神淡路大震災の直後、大阪に住む叔母に連れられて訪れた、エルトンジョンとレイクーパーのデュオ公演(大阪城ホール)で、歌声と演奏技術に強く心を打たれた。この出来事が音楽家を志すきっかけとなり、後に東京での音楽活動へとつながっていく。2015年には、再び大阪城ホールで行われたエルトンジョンの来日公演を訪れ、本人からスマートフォンケースにサインをもらうという、かつての少年にとって特別な再会を果たした。
東京在住時は音楽事務所に所属し、ライブ活動のほか、著名アーティストのサポートや制作現場での経験を積む。のちに神戸に拠点を移し、音楽活動と並行して、IT・映像・メディアの分野にも携わるようになる。
音楽の学びは、幼い頃より神戸市の小曽根ミュージックスクールにて、ピアノを小曽根実に、ヴォーカルを佐竹真弓に師事。神戸帰郷後は、音楽プロデューサー伊藤八十八のもとで、ハンクジョーンズやジミーコブなど海外アーティストのメディアディレクションやツアーマネジメントにも関わった。
ライブ活動はあえて頻繁には行わず、選び抜いたステージでの演奏を大切にしている。神戸・塩屋の旧グッゲンハイム邸では、世界的ドラマー藤山ET英一郎との共演も行い、音楽の本質に触れる場づくりを重視している。
現在は、ファンクミュージックやゴスペルにも影響を受けながら、原点であるロックとジャズの精神を大切にし、自身の音楽をかたちにするための制作活動を続けている。